携帯小説!(PC版)

隣り

[306]  奈緒  2009-03-12投稿

テーブルの上にあった

君からの書き置き。

信じたくなかった。

失いたくなかった。

ずっとそばにいて欲しかった。

カレンダーに君の仕事とかの内容がそのままで

世界の終わりに立ってるような

そんな気がした。

街で歩いてても
君がいないから

右隣りにいた君が
どんなに大切だったか今分かるよ。

隣りにいた
いつも幸せそうに笑ってた君が
今はいない

失う怖さってこんななんだって
今更後悔しても、もう遅いのに‥


今 初めて
君が隣りにいない辛さを知ったんだ。

僕はこんなにも
君を想っていたなんて

君が隣りにいた頃は
気付きもしなかったよ。

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