携帯小説!(PC版)

トップページ >> 日記 >> あいつはブタヤロウ2

あいつはブタヤロウ2

[346]  紫苑  2009-03-13投稿
あいつはブタヤロウ
奴にかかれば、この世の全てがブランドとなる。

いつだったか、奴が満面の笑みで、俺に語りかけてきた。

「おい、この時計知ってるか?一応ブランドだけど」

彼が差し出した時計には、Ven Dome(ヴァンドーム)と書かれている。
もちろん、聞いた事もない名だ。

しかし、彼はまるで、その時計が自分のステータスの如く、周囲の人に自慢している。
が、誰も知らない。

もう一度、時計を見せてもらう。
「メイド イン チャイナ」

その後、二度と彼が、その時計を付ける事はなかった。

あいつはブタヤロウ
どんな物でも、ブランドに変える男。

そんなあいつに一言。

「気づけよ!!!」

感想

感想はありません。

「 紫苑 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス