明日の私へ 〜一章
2009・3・13日金曜日
今日、久しぶりに晴れ。
夜は雨だったけど。
体は相変わらず重たくてだるくて大変。
でも天気が良いとなんか励まされる。
日記始めてからちょうど3ヶ月か…3日坊主が得意な私にしては頑張ってるよ。まあ、ベッドで寝たきりだと他にやることないしね。
最近思い出すのは、高校生活のこと。
ほんの半年前まで、私はあそこで当たり前のように授業を受けたり、友達と笑ったりしていた。
逆にそういう日々こそ、奇跡に思える。
学校の検診、受けなかったら今も気づかずに行けてたのかな、なんて。
気づきさえしなければ、私はもしかして「普通」にしていられたのかな…って、そりゃないか。
あーあ、また愚痴。
ボールペンで書いてるんだから愚痴っても消せないし。バカだな〜。
そうそう、今日もカナが来てくれた。
不思議だね、学校行ってた時は仲良くなかったのに。
仲良かった久美と美奈は最近全く来なくなった。
最初は会うのが辛いのかなって思っていたけど、電話での気まずい沈黙に「あ、病人の持つ重さが嫌なんだ」って解った。
でも傷つかないよ。
…ま、始めはね…ちょっと辛かったけどさ。
でもカナがいるし、家族もいる。
大丈夫、大丈夫!
「血液のガン」
って先生に言われた時の衝撃を思い出せば、殆ど無敵だよ。
怖いものなんかない…。
…日記に嘘はダメ、だね
怖いものはある。
それは、「夢」
私を引っ張る、黒い手から始まる。
触れた瞬間それが「邪悪な存在」だって解る。
で、実は日記を読み返してある法則に気がついたの。それは、カナがお見舞いに来てくれた時に現れるって。
偶然?
そうは思えない。
だって必ず、だよ。
だからきっと今日もあの夢を見る。
でも最近あの夢には意味があるんじゃないかって思い始めた。
死にゆく私へのメッセージ…?
とにかく私はもうすぐ眠る。
そして探れるなら…メッセージを読み取りたい。
だって結局、私にはこれ以上失うものはないんだから。
じゃあ、おやすみなさい
明日の私。
今日、久しぶりに晴れ。
夜は雨だったけど。
体は相変わらず重たくてだるくて大変。
でも天気が良いとなんか励まされる。
日記始めてからちょうど3ヶ月か…3日坊主が得意な私にしては頑張ってるよ。まあ、ベッドで寝たきりだと他にやることないしね。
最近思い出すのは、高校生活のこと。
ほんの半年前まで、私はあそこで当たり前のように授業を受けたり、友達と笑ったりしていた。
逆にそういう日々こそ、奇跡に思える。
学校の検診、受けなかったら今も気づかずに行けてたのかな、なんて。
気づきさえしなければ、私はもしかして「普通」にしていられたのかな…って、そりゃないか。
あーあ、また愚痴。
ボールペンで書いてるんだから愚痴っても消せないし。バカだな〜。
そうそう、今日もカナが来てくれた。
不思議だね、学校行ってた時は仲良くなかったのに。
仲良かった久美と美奈は最近全く来なくなった。
最初は会うのが辛いのかなって思っていたけど、電話での気まずい沈黙に「あ、病人の持つ重さが嫌なんだ」って解った。
でも傷つかないよ。
…ま、始めはね…ちょっと辛かったけどさ。
でもカナがいるし、家族もいる。
大丈夫、大丈夫!
「血液のガン」
って先生に言われた時の衝撃を思い出せば、殆ど無敵だよ。
怖いものなんかない…。
…日記に嘘はダメ、だね
怖いものはある。
それは、「夢」
私を引っ張る、黒い手から始まる。
触れた瞬間それが「邪悪な存在」だって解る。
で、実は日記を読み返してある法則に気がついたの。それは、カナがお見舞いに来てくれた時に現れるって。
偶然?
そうは思えない。
だって必ず、だよ。
だからきっと今日もあの夢を見る。
でも最近あの夢には意味があるんじゃないかって思い始めた。
死にゆく私へのメッセージ…?
とにかく私はもうすぐ眠る。
そして探れるなら…メッセージを読み取りたい。
だって結局、私にはこれ以上失うものはないんだから。
じゃあ、おやすみなさい
明日の私。
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