携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> こんなに

こんなに

[235]  ちこ  2009-03-14投稿
この気持ちを言葉に出来たなら、少しは楽になれたと思う。
でも絶対に言ってはいけない。
だってあなたはわたしの担任の先生。
絶対叶わない恋。
誰からも喜ばれない恋愛。
何で好きになったんだろう?

「佐久間ー」
あなたがわたしを呼ぶ。
それだけでわたしは舞い上がるの。
「これ後でクラス全員の集めて、職員室持ってきてな。」
ニコニコ笑うあなた。
その笑顔を独り占めできたらいーのに..
なんて思いながらあなたの背中を見つめていたら、一粒の涙が頬を伝わった。

こんなに好きなのに
誰よりも一番愛してるのに
誰よりも一番あなたのことを想っているのに
あなたは気づかない。
気づくはずがない。

ふと見たあなたの左手。
薬指のシルバーリングが、とても輝いて見えた。

感想

感想はありません。

「 ちこ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス