想空 (6)
*裏切り*
次の日。
やっぱり弘樹は学校に来なかった。
美耶の浮気に傷ついたのか、腹がたったのか。
あたしがメールをしても、全然返事は来なくて。
美耶の自分勝手さに、あたしまで腹がたった。
「あ〜友!」
「…美耶…」
あたしの暗さに美耶は首をかしげた。
「友、どうかした?」
どうかしたじゃないよ…。
あんたのせいで…弘樹は…
傷ついてんのに…。
「ねぇ、友?」
バシッ
「さわんないでっ…!」
あ…どうしよう…
美耶…泣きそう…
「…友?」
聞き慣れたハスキーボイス。
こんな声を出すのは、弘樹しかいない。
「弘樹っ!」
美耶が弘樹に駆け寄る。
もぅダメだ…
「ひ…ろき…あのね…友が…」
「…さわんな」
聞いたことのない、低く冷たい声。
「…え?」
「…お前なんか…好きになんなきゃよかった……」
弘樹はあたしの手を引いて、屋上へ行った。
「…何よ!!あんたなんか大っ嫌い!!」
散々美耶は文句を言って、あたし達と違う方向に去って行った。
゙弘樹に笑って欲しかっだ
ただ、それだけだったんだ…。
次の日。
やっぱり弘樹は学校に来なかった。
美耶の浮気に傷ついたのか、腹がたったのか。
あたしがメールをしても、全然返事は来なくて。
美耶の自分勝手さに、あたしまで腹がたった。
「あ〜友!」
「…美耶…」
あたしの暗さに美耶は首をかしげた。
「友、どうかした?」
どうかしたじゃないよ…。
あんたのせいで…弘樹は…
傷ついてんのに…。
「ねぇ、友?」
バシッ
「さわんないでっ…!」
あ…どうしよう…
美耶…泣きそう…
「…友?」
聞き慣れたハスキーボイス。
こんな声を出すのは、弘樹しかいない。
「弘樹っ!」
美耶が弘樹に駆け寄る。
もぅダメだ…
「ひ…ろき…あのね…友が…」
「…さわんな」
聞いたことのない、低く冷たい声。
「…え?」
「…お前なんか…好きになんなきゃよかった……」
弘樹はあたしの手を引いて、屋上へ行った。
「…何よ!!あんたなんか大っ嫌い!!」
散々美耶は文句を言って、あたし達と違う方向に去って行った。
゙弘樹に笑って欲しかっだ
ただ、それだけだったんだ…。
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