最終戦闘少女イザナミ-34
中は軍事基地そのものだった。とても地下数百メートルにあるとは、思えなかった。
「ここは?自衛隊の基地ですか?」
「いや、ここは我々の家だ。詳しくは部屋で話そう。」
男に促されるままに、ある部屋のひときわ荘厳なドアをあけると、奈美は驚いた。
モニターや情報機器が、広いホールにびっしり並んでおり、まるで映画で見る司令室そのままであった。
「ここには世界中、全ての情報が入る。しかしアメリカの通信傍受施設エシュロンなどと異なるのは、東西、イデオロギー、国家に関係なく我々は地球上全ての情報にリンクできるのだ。」
「なぜ、そんなことができるのですか?みな鉄壁のシステムにより外部からのアクセスは無理なのでは?」
「外部・・・からはね。だが我々はみな兄弟なのだ。アメリカも、ロシアも世界中に兄弟がいるのだよ。まあ座りたまえ。」
奈美には、質問したいことが、山ほどあったが、男はひとつひとつに丁寧に答えた。
「私は正直、混乱しています。私に起こった数々の不可解な出来事。私は頭がおかしくなったのですか?」
「ここは?自衛隊の基地ですか?」
「いや、ここは我々の家だ。詳しくは部屋で話そう。」
男に促されるままに、ある部屋のひときわ荘厳なドアをあけると、奈美は驚いた。
モニターや情報機器が、広いホールにびっしり並んでおり、まるで映画で見る司令室そのままであった。
「ここには世界中、全ての情報が入る。しかしアメリカの通信傍受施設エシュロンなどと異なるのは、東西、イデオロギー、国家に関係なく我々は地球上全ての情報にリンクできるのだ。」
「なぜ、そんなことができるのですか?みな鉄壁のシステムにより外部からのアクセスは無理なのでは?」
「外部・・・からはね。だが我々はみな兄弟なのだ。アメリカも、ロシアも世界中に兄弟がいるのだよ。まあ座りたまえ。」
奈美には、質問したいことが、山ほどあったが、男はひとつひとつに丁寧に答えた。
「私は正直、混乱しています。私に起こった数々の不可解な出来事。私は頭がおかしくなったのですか?」
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