ずっと一緒だよ・・・13
『お誘いと、お断り』
憂「はー。暇だなぁ・・・・。」
私は部屋でベッドに寝転び携帯をいじっていた。
〜♪〜〜〜
その時携帯が鳴った。
憂「誰・・・?この番号・・・・。」
見たこともない番号ででるかでないかで迷った。
しばらく鳴っていたが数分したら鳴り止んだ。
憂「ふぅ・・・。」
安心したのもつかの間、もう一度同じ番号からかかってきた。
憂「どーしよ。・・・しょーがないでるか・・・。」
ピッ
すると電話の主は意外な人物だった。
『憂?俺だよ。』
憂「え・・・その声・・・可唯くん?」
可唯『そーだよ。何、電話番号交換したじゃん。あの日。』
憂「あぁ、公園のときね!!」
可唯『忘れてた?』
憂「・・・ごめん・・・ι」
可唯「それでさ、憂今暇??」
憂「え?うん。」
可唯「ならさー、出かけよ!!一緒に。」
憂「え?!でも・・・。」
可唯「俺じゃ・・・いや?」
憂「そ、そうじゃなくて・・・・。彼氏いるし・・。」
可唯「・・・・そうだよね。ごめん。」
憂「う、ううん。誘ってくれてありがとう。」
可唯「じゃ、またね。」
ピッ
私は携帯を閉じた。
憂「はぁ・・・。」
こういうときになると考える。
もし・・・彼氏がいなかったら遊びに行ってたのかな・・・。
でも、彼氏に誤解されたら困るし・・・・。
憂「はー・・・・。」
何で人間ってこんなにややこしいんだろう・・・。
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