階段山 (前)
友人に誘われて、久しぶりに合コンに行った。
その中で話が合った女の子がいた…。
意気投合した僕らは怪談話が大好き。
何度か連絡取るうちにドライブに行く仲に…。
そして行く場所は
決まって心霊スポット…。しかし、出る…と噂されているスポットに足を運んだものの一度も遭遇する事はなかった…。
ある日、友人が「階段山って知ってる?」と聞いてきた…。
そこは頂上まで細長い階段を使い登る山で頂上には、テレビ電波塔などがある所らしい…。
しかも、夜中に行くと必ず幽霊が見れる…。
早速、彼女とその山へ行く事にした…。
僕らの住む町から車で40分でとなりの市へ…。
そこから
10分程度で着いた…。
「ここかぁ…。」
確かに気持ちいい場所ではなかった…。
山道付近に車を停めた。
二人で並んで登るには狭かった為、一列になった…。20分程度かな…頂上に着いた…。
特別変わった様子もなく、電波塔に当たる風の音…。「やっぱり、ガセネタか…。」
来た道を戻り階段へ…。
暗くて下はまるっきり見えない…。
懐中電灯を下に向けながら降りて行く途中…声が…!「…ワ・タ・シ・モ・ツ・レ・テツ・テ…」
その声に驚いた彼女が足を踏み外し右足首を捻挫した…「大丈夫?」といいながら降って行こうとした瞬間…また、声が
「…ワ・タ・シ・モ・ツ・レ・テツ・テ…」階段を20mほど降りた場所から電波塔をみやげると…。
宙に浮いた女性がこっちを睨むように
見下ろしていた!
僕は振り向く事なく!
彼女を背中に乗せた状態で必死に階段をかけ降りた!
やっとの思いで道路まで降りる事が出来た!
丁度、その時!
一台の車がハイビームで
近づいて来た!
「助かった…。」
車が止まってくれた…。
僕はそのまま…。
その中で話が合った女の子がいた…。
意気投合した僕らは怪談話が大好き。
何度か連絡取るうちにドライブに行く仲に…。
そして行く場所は
決まって心霊スポット…。しかし、出る…と噂されているスポットに足を運んだものの一度も遭遇する事はなかった…。
ある日、友人が「階段山って知ってる?」と聞いてきた…。
そこは頂上まで細長い階段を使い登る山で頂上には、テレビ電波塔などがある所らしい…。
しかも、夜中に行くと必ず幽霊が見れる…。
早速、彼女とその山へ行く事にした…。
僕らの住む町から車で40分でとなりの市へ…。
そこから
10分程度で着いた…。
「ここかぁ…。」
確かに気持ちいい場所ではなかった…。
山道付近に車を停めた。
二人で並んで登るには狭かった為、一列になった…。20分程度かな…頂上に着いた…。
特別変わった様子もなく、電波塔に当たる風の音…。「やっぱり、ガセネタか…。」
来た道を戻り階段へ…。
暗くて下はまるっきり見えない…。
懐中電灯を下に向けながら降りて行く途中…声が…!「…ワ・タ・シ・モ・ツ・レ・テツ・テ…」
その声に驚いた彼女が足を踏み外し右足首を捻挫した…「大丈夫?」といいながら降って行こうとした瞬間…また、声が
「…ワ・タ・シ・モ・ツ・レ・テツ・テ…」階段を20mほど降りた場所から電波塔をみやげると…。
宙に浮いた女性がこっちを睨むように
見下ろしていた!
僕は振り向く事なく!
彼女を背中に乗せた状態で必死に階段をかけ降りた!
やっとの思いで道路まで降りる事が出来た!
丁度、その時!
一台の車がハイビームで
近づいて来た!
「助かった…。」
車が止まってくれた…。
僕はそのまま…。
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