秘密の両手?
━━半年前、秘密を持った。誰にも知られてはいけない…二人だけの秘密…。
『ねぇ、どう思う?早坂翔太。』『どうって…どう言う意味?アイ…。』『カッコいいとは思うんだけど、絶対に童貞だと思わない?』『なんで?(笑)』『だって、オンナと話してる所見たことないし、この前なんてナナが話しかけてるのに逃げたんだよ?絶対、オンナ嫌いだよ。』『…照れ屋さんなんじゃないの?』
━━童貞?オンナ嫌い?確かにそうかも(笑)
『…でね、アイが翔太は童貞で、オンナ嫌いだって!』『…なんで笑ってんの。』『確かにそうだなぁ、って思って。…なんで怒るの?』『別に…怒ってない』『怒ってるでしょ!……ヤラせないから怒ってるんでしょ?』『違う!俺は、ヤレないんじゃない。ヤラないの!』『…この頃すぐフクれるよね?欲求不満?』『いつか、殺すぞ』
━━早坂翔太。保育所が一緒だった。小学と中学は別々だったけど、母親同士が親友で、よく二人で遊ばされたりした。
同じ高校に通い始めて、すぐに二人は保育所の頃に戻れた。
自然と二人だけで合う様になって、付き合って。ちゃんとした告白も、みんながするような待ち合わせも何もなかった。
『ねぇ、翔太がオンナ嫌いになったのって、保育所の頃の、なんだっけ、あの〜大きい子…』『ノブ子だよ。…てか、オンナ嫌いじゃないし』『そう!ノブちゃん。懐かしいよね〜!ノブちゃんに、殴られてからだよね?』『グーでな。』『なんで殴られたの?』『間違えてノブ子のジュース全部飲んじまったの!』『ウケる〜!最高だよね。ノブちゃん♪元気にしてるかな?スゴイ美人になってたりして。』『それはねぇよ』
━━ねぇ、初めてのキスの時のことって覚えてる?
『ねぇ、どう思う?早坂翔太。』『どうって…どう言う意味?アイ…。』『カッコいいとは思うんだけど、絶対に童貞だと思わない?』『なんで?(笑)』『だって、オンナと話してる所見たことないし、この前なんてナナが話しかけてるのに逃げたんだよ?絶対、オンナ嫌いだよ。』『…照れ屋さんなんじゃないの?』
━━童貞?オンナ嫌い?確かにそうかも(笑)
『…でね、アイが翔太は童貞で、オンナ嫌いだって!』『…なんで笑ってんの。』『確かにそうだなぁ、って思って。…なんで怒るの?』『別に…怒ってない』『怒ってるでしょ!……ヤラせないから怒ってるんでしょ?』『違う!俺は、ヤレないんじゃない。ヤラないの!』『…この頃すぐフクれるよね?欲求不満?』『いつか、殺すぞ』
━━早坂翔太。保育所が一緒だった。小学と中学は別々だったけど、母親同士が親友で、よく二人で遊ばされたりした。
同じ高校に通い始めて、すぐに二人は保育所の頃に戻れた。
自然と二人だけで合う様になって、付き合って。ちゃんとした告白も、みんながするような待ち合わせも何もなかった。
『ねぇ、翔太がオンナ嫌いになったのって、保育所の頃の、なんだっけ、あの〜大きい子…』『ノブ子だよ。…てか、オンナ嫌いじゃないし』『そう!ノブちゃん。懐かしいよね〜!ノブちゃんに、殴られてからだよね?』『グーでな。』『なんで殴られたの?』『間違えてノブ子のジュース全部飲んじまったの!』『ウケる〜!最高だよね。ノブちゃん♪元気にしてるかな?スゴイ美人になってたりして。』『それはねぇよ』
━━ねぇ、初めてのキスの時のことって覚えてる?
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