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すべてが運命なら

[227]  春樹  2009-03-17投稿
私は自分の家に帰ってもやっぱり淋しかった。

母親は私を無視している。

私には兄と弟がいるが、兄は仕事で遅くまで帰って来ない。

まだ小学生だった弟は、母親が可愛そうだと、私の手を鉛筆で刺した事があるくらい私を嫌っていた。

部屋でボーッとしていた私の携帯に元彼から電話が来た。

「今、何処に居るの?」

元彼が聞いてきた。

「家だよ」

「今から逢おうよ」

突然の誘いだった。

私は、何故かその日元彼の家に行った。

元彼はずっと私の悩みを聞いてくれた。

気付いたらもう朝日が昇り始めていた。

それでも、私の話は止まらなかった。

夕方、私が自分の家に帰る途中一安から着信が入った。

私は喧嘩をしていたので、その電話を無視した。

そして一安は何度も着信を入れた後、留守電にメッセージを残していた。

私はその留守電を再生した。

「お前今日何してたの?あいつと逢っただろ、もう解ってるから次、電話出なかったらお前も、あいつもマジで殺すから」

一安の激怒した怒鳴り声。

留守電を聞いてすぐ、私は一安に電話を掛けた。

「ごめんなさい」

私は謝るしかなかった。

「お前、今何処にいんの?」

一安が感情を抑えきれなくなっているのが、電話越しに伝わってきた。

「いいや、お前すぐこいよ」

「うん」

「お前が来たら殺すから」

「うん」

私は急いで一安の所へ向かった。

10分もしないで、私は一安の所に到着した。

一安は電話の時よりも落ち着いていた。

私が元彼と逢ってたのを一安が知った理由は、元彼と一安の共通の友達がその日元彼のお母さんに偶然逢って、私の事を聞いたので一安に知らせたという事だった。

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