姫は変われるのか84
三人は久しぶりに有栖の部屋に行った。三人はいつも通りに喋っていたけど、果穂だけは笑っていなくて、それに気付いた凜が声をかけた。
凜「どうかした?」
果穂は答えなかった。
凜「何かあったんでしょ?話してみてよ!」
果穂はうなづいて、凜に話した。
果穂「純のことで、気付きたくないことを、気付いてしまったの。」
果穂は今でも純のことが好きだった。
果穂「純はもう、私のこと好きじゃないの。純の気持ちを知ってても、別れたくないって思ってた。けど、自分も辛くなるし、相手も辛くなるって思ってたから、純に話して別れたいって言うしかなかった。」
凜「果穂…。」
凜は謝った。純のことを取ってしまったと思っていた。そして、こう言った。
凜「こんな私と親友のままでいてくれる?」
果穂「うん。私達は何があっても一生親友のままだよ!」
凜はうなづいた。果穂が言ってることを守ろうと思った。しかし凜、有栖と果穂を傷付けてしまったと思っていた。でもこの二人は、本当の友達だと思えるようになっていた。自分が信じていればきっと、相手も信じてくれていると思っていた。果穂は凜に話してすっきりしていて、喋るようになった。時間が経って三人は部屋に戻った。有栖の母は、あの三人を見て、有栖のことを裏切ったりしないと思って、三人を認め始めていた。そして、いい事を思い出していたのであった……
つづく
凜「どうかした?」
果穂は答えなかった。
凜「何かあったんでしょ?話してみてよ!」
果穂はうなづいて、凜に話した。
果穂「純のことで、気付きたくないことを、気付いてしまったの。」
果穂は今でも純のことが好きだった。
果穂「純はもう、私のこと好きじゃないの。純の気持ちを知ってても、別れたくないって思ってた。けど、自分も辛くなるし、相手も辛くなるって思ってたから、純に話して別れたいって言うしかなかった。」
凜「果穂…。」
凜は謝った。純のことを取ってしまったと思っていた。そして、こう言った。
凜「こんな私と親友のままでいてくれる?」
果穂「うん。私達は何があっても一生親友のままだよ!」
凜はうなづいた。果穂が言ってることを守ろうと思った。しかし凜、有栖と果穂を傷付けてしまったと思っていた。でもこの二人は、本当の友達だと思えるようになっていた。自分が信じていればきっと、相手も信じてくれていると思っていた。果穂は凜に話してすっきりしていて、喋るようになった。時間が経って三人は部屋に戻った。有栖の母は、あの三人を見て、有栖のことを裏切ったりしないと思って、三人を認め始めていた。そして、いい事を思い出していたのであった……
つづく
感想
感想はありません。