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ごめん?

[277]  かれかの  2009-03-18投稿
「もうキミが分からないよ。何も見えないんだ。
…だから別れよう。」

…思った通りの言葉。

あまりにもストレートで私の冷え切った心には届かなかった。

いや…届きすぎて痛みすらなかった。
逆に笑えてきた。

そして貴方に一言…。

「貴方なんか遊びだよ。
けど…その相手にもならなかったけどね…。
最悪でつまらなかった。」
私は私を守る為に悪魔に心を売った。
聞こえはカッコイイかもしれないけれど、正直に言えば逃げただけ。

貴方の気持ちを踏みにじって。
私を救ってくれて、本当に好きで居てくれた貴方を…私は傷つけた…。

私が言った言葉の後、貴方は怒りにも哀しみにも似た表情をしていたね。
今でも忘れられない。
何を言うわけでもなく、私を殴るでもなく…。
そのまま貴方は去って行った。
…最悪な最後…。

それから数年後…。

私は貴方に申し訳ない気持ちのまま生きてきた。
謝る事も会う事も出来ないまま…。
忘れられない苦い思い出。
こんな所でしか謝れない弱い自分。
今も昔も変わらない、最悪な私…。

…本当にごめん…。

貴方が幸せに笑っていますように…。

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