あしたなんていらないから?
ふぁあぁ…っとまぬけなおおあくびをしてから、
僕は寝返りをうつ。
『やっぱりさ…睡眠と栄養はいくらとっても足りないくらいなんだ…よな……』
その後僕は、夢の国へと旅だった。
―……風が冷たい。
『さぁむいっ!』
くしゃみ混じりに叫んでから、僕はガバッと起き上がった。
『…あれ?』
グラウンドから野球部の掛け声が聞こえる。
空はうっすら夕焼け色だ。
『もしかしなくても…1日中寝てたっぽいな。』
頭を3回ほどぽりぽり掻いてから、
もう一度ぐるっと空を見上げるように寝転んだ。
『あーぁ…。』
夕焼け色に染まりつつある空をみたら、少しせつなくなった。
『まだ寝るの?』
『うーん…さすがにもういいかな。』
『今日ずっと寝てたね。』
『気が付いたら1日終わってたね。』
ははは、と笑って僕は起き上がった。
『今日で100回目の遅刻だったんだ。』
『オメデト。』
『ありがと。』
『でも、あんまり遅刻すると、出席日数足りなくなるよ?』
『そうそう。それなんだよー!僕数学の出席日数が全然…たりな…く…て…………。』
はて。
『…………僕いま誰と会話してるんだろ。』
くるっと後ろを振り返るがだれもいない。
『今のご時世…幽霊なんて…いわないよな…!??』
僕は、100回目の遅刻記念日を命日するのか。
僕は寝返りをうつ。
『やっぱりさ…睡眠と栄養はいくらとっても足りないくらいなんだ…よな……』
その後僕は、夢の国へと旅だった。
―……風が冷たい。
『さぁむいっ!』
くしゃみ混じりに叫んでから、僕はガバッと起き上がった。
『…あれ?』
グラウンドから野球部の掛け声が聞こえる。
空はうっすら夕焼け色だ。
『もしかしなくても…1日中寝てたっぽいな。』
頭を3回ほどぽりぽり掻いてから、
もう一度ぐるっと空を見上げるように寝転んだ。
『あーぁ…。』
夕焼け色に染まりつつある空をみたら、少しせつなくなった。
『まだ寝るの?』
『うーん…さすがにもういいかな。』
『今日ずっと寝てたね。』
『気が付いたら1日終わってたね。』
ははは、と笑って僕は起き上がった。
『今日で100回目の遅刻だったんだ。』
『オメデト。』
『ありがと。』
『でも、あんまり遅刻すると、出席日数足りなくなるよ?』
『そうそう。それなんだよー!僕数学の出席日数が全然…たりな…く…て…………。』
はて。
『…………僕いま誰と会話してるんだろ。』
くるっと後ろを振り返るがだれもいない。
『今のご時世…幽霊なんて…いわないよな…!??』
僕は、100回目の遅刻記念日を命日するのか。
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