携帯小説!(PC版)

濁る純心

[209]  毒苺  2009-03-21投稿

雨に打たれ 明日に捨てられ
野良猫は生きる
この愛なき街で

理想 夢 なんて素敵な響きだろう
そうゆうもんに人は心 囚われるんだろう

手足は縛られ 目隠しのなか
顔色うかがう
ここで生きるために

幸福 愛 なんて素敵な響きでしょう
そんなもんは夢の遺物 存在しない

真っ黒な排気ガスのなか
呼吸が苦しくてツライ
見上げた空は高く高く濁り
手を延ばしてもスモッグが邪魔で
届かない

I am sad
自由など何処にもないなら
飼い馴らされていた頃のが
幸せだった、

真っ黒な排気ガスのなか
呼吸が苦しくてツライ
見上げた空は高く高く濁り
手を延ばしてもスモッグが邪魔で
届かない

冷たい朝に目覚めて
寒さに震えツライ
見上げた視界は高く高く濁り
助けを叫んでもスモッグが邪魔で
届かない

届かない...

雨に打たれ 明日に捨てられ
野良猫は生きる
この愛なき街で
「もう誰も信じない。」

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