エキゾースト?
理奈、ボブ、俺の3人で中庭のベンチに座る。
上を向くと校舎と校舎の間の空が真っ青で清々しい。
そこを雀が2〜3羽飛んで行く。
健助「・・・なんか今日の昼休みいつもより気持ちいいぜ」
ボブ「こいつらがいなかったらな…」
健助はボブが言い終わってワンテンポ置いてから前を見た。
不良の軍団。
全員の手にはバットやら鉄パイプやらかが握りしめられていた。
ざっと2〜30人はいる。
そしてそいつらの先頭に立っていたのは制服と頭にべったりとカレーとスパゲッティを着けた金髪だった。
よく見ると軍団の影にツーブロもいる。
まだ痛むのか腹を押さえていた。
健助「・・・なんか用?」
不機嫌丸出しの顔で言う。
金髪「あれだけバカにしといてよく言うぜ・・・」
ボブ「YO! 逆恨みはカッコ悪いぜ?」
いきなり軍団の中の一番ガタイのいい兄ちゃんが怒鳴る。
兄ちゃん「テメェら状況解ってんのか!? ゴラァ!!」
健助「解ってるケド?」
健助の小馬鹿にした言い方で金髪がキレた。
金髪「死ねや!!」
金髪が金属製のバットを振り下ろした。
健助・ボブ「暴れるぜぇ!!」
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