永遠に愛しい ?
「あっ・・オレは、」
「藤本昌平君でしょ?」
晶(あきら)というその女はニコッっと
八重歯が無邪気に見えるその笑顔で言ってきた。
「えっ?なんで知ってるの?」
と聞くと
「先生がね、
あそこで間抜け面して寝てる
藤本昌平の隣の席に座って下さいって言ってた」
(間抜け面して寝てる?
オレのクラスの担任は
ジョーダンのひとつも言わない
全く面白みのない
堅物を絵に書いたような人間で、
その堅物が、間抜け面なんて言ったなんて
そんな事言ってる姿
ある意味見てみたかったかも)
なんて考えていたら
「嘘だよ!
間抜け面は私の席からしか見えなかったよ
なんてね
間抜け面も嘘だよ
陽なたぼっこしながら寝てるネコみたいに
幸せそ〜な顔しながら寝てたよ」
(陽なたぼっこしながら寝てるネコ?
なんなんだこの女は
意味わかんねー)
オレはそう思いながらも
(陽なたぼっこしながら寝てるネコって
どんな顔してるんだろう?)
なんて考えていたら
「昌平〜」
非常階段仲間で
同じクラスの稲葉 愛が
少し離れた席からやってきた。
稲葉の声と同時に
晶というその女の口元からは
無邪気な八重歯は見えなくなり
何故かひとつお辞儀をしてトイレかどこかへ行くのか席をたって行った・・・
「藤本昌平君でしょ?」
晶(あきら)というその女はニコッっと
八重歯が無邪気に見えるその笑顔で言ってきた。
「えっ?なんで知ってるの?」
と聞くと
「先生がね、
あそこで間抜け面して寝てる
藤本昌平の隣の席に座って下さいって言ってた」
(間抜け面して寝てる?
オレのクラスの担任は
ジョーダンのひとつも言わない
全く面白みのない
堅物を絵に書いたような人間で、
その堅物が、間抜け面なんて言ったなんて
そんな事言ってる姿
ある意味見てみたかったかも)
なんて考えていたら
「嘘だよ!
間抜け面は私の席からしか見えなかったよ
なんてね
間抜け面も嘘だよ
陽なたぼっこしながら寝てるネコみたいに
幸せそ〜な顔しながら寝てたよ」
(陽なたぼっこしながら寝てるネコ?
なんなんだこの女は
意味わかんねー)
オレはそう思いながらも
(陽なたぼっこしながら寝てるネコって
どんな顔してるんだろう?)
なんて考えていたら
「昌平〜」
非常階段仲間で
同じクラスの稲葉 愛が
少し離れた席からやってきた。
稲葉の声と同時に
晶というその女の口元からは
無邪気な八重歯は見えなくなり
何故かひとつお辞儀をしてトイレかどこかへ行くのか席をたって行った・・・
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