携帯小説!(PC版)

せつない木

[347]  あおる  2009-03-24投稿
雲が青い空を割って白い線を作り出し意味を示しはじめた

機械的に動き出す毎日を意識しはじめた

気持ちは伝えたいと成長を遂げようとしてるあたしの山のてっぺんにある木はあなたを愛しいると認識している
空気中にある空虚を埋め尽くしたあなたとあたしへのご褒美として…

突き抜けるほどの青い空にせつない種をまきました…

無限の宇宙にまで散らばってあたしの知らない土地で育っておっきな木になって

初めて愛を教えてくれたあなたへの最後にしてあげられるあたしの気持ちです

せつない木に出会ったらどうか最高の微笑みを…

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