ソードメーカー18―?
ユミナの剣から闇の輝きと光の輝きが混じり合った巨大なエネルギー弾が出現し、周囲に強いエネルギー波を巻き散らしていった。
「何という事だ…」
ロザラムはそのエネルギー弾を見て、思わず後退りした。
「これを放てばあなた達はおろか、砦さえも原形を留めていないでしょうね。ふふふ…どう?恐ろしくなったでしょ?」
ユミナは呼吸を乱して大粒の汗をかきながら、愉快そうに笑った。
「ユミナ姉ちゃん…」
ロイは悲しそうな表情で唇を噛みながら、剣を構えて周囲の魔力を集めた。
「さあ…ロイ、用意は出来たわね?いくわよ!」
「…うん…」
ロイが魔力を集め終わったのを見届けると、ユミナは剣を頭上に掲げて巨大なエネルギー弾を空に向けて放った。
その瞬間、闇と光のエネルギーが膨れ上がり、弾け飛んだ。
その闇と光は瞬く間にロイ、ロザラム、リリー、ルイス、ミリス、エミリア、ラトとその配下の騎士達を覆い、砦さえも呑み込んでいった。
そして、凄まじいまでの爆発音が闇夜に響き渡り、草は飛び散り、木は大きく幹を揺らし、花はその可憐な花びらを散らしていったのである。
もうもうと上がる煙の中、ユミナは満足したような表情で、その場に倒れ込んだ。
「何という事だ…」
ロザラムはそのエネルギー弾を見て、思わず後退りした。
「これを放てばあなた達はおろか、砦さえも原形を留めていないでしょうね。ふふふ…どう?恐ろしくなったでしょ?」
ユミナは呼吸を乱して大粒の汗をかきながら、愉快そうに笑った。
「ユミナ姉ちゃん…」
ロイは悲しそうな表情で唇を噛みながら、剣を構えて周囲の魔力を集めた。
「さあ…ロイ、用意は出来たわね?いくわよ!」
「…うん…」
ロイが魔力を集め終わったのを見届けると、ユミナは剣を頭上に掲げて巨大なエネルギー弾を空に向けて放った。
その瞬間、闇と光のエネルギーが膨れ上がり、弾け飛んだ。
その闇と光は瞬く間にロイ、ロザラム、リリー、ルイス、ミリス、エミリア、ラトとその配下の騎士達を覆い、砦さえも呑み込んでいった。
そして、凄まじいまでの爆発音が闇夜に響き渡り、草は飛び散り、木は大きく幹を揺らし、花はその可憐な花びらを散らしていったのである。
もうもうと上がる煙の中、ユミナは満足したような表情で、その場に倒れ込んだ。
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