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すべてが運命なら

[200]  春樹  2009-03-25投稿
私はその日、病院に行くお金が無くて困っていた。

私は一安に電話した。

「何だよ」

一安は機嫌が悪そうだった。

「なんでもない」

私は機嫌が悪い一安の声を聞いたら、お金を貸して欲しいと、言えなくなった。

「何だよ、何か言いたかったんだろ」

ハッキリしない私の態度に、一安は更にイライラし始めた。

「お金貸してって言いたかった」

私は電話した事を後悔していた。

「俺に、頼んじゃねーよ」

一安が怒鳴った。

「解ってる、ただ言ってみただけだよ。病院行かなきゃいけないから」

私はホントに一安と結婚していいのかと、妊娠してから、毎日考えていた。

だが、この電話で結婚してはいけないと思い知らされた。

結局病院の費用は、私の兄に事情を説明して出してもらった。

病院には、友達に付き添ってもらった。

病院の先生が見せてくれた、赤ちゃんの姿はどこと無く人の形をしていた。

赤ちゃんの心音はしっかり動いていた。

先生は私の顔を見ながら

「元気に動いてますよ」

そう言った。

私は、泣きそうになった。

全てが嬉しかったから。

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