想空 (12)
*告白*
「友〜!」
奈々と早紀があたしを呼ぶ。
「あれっ?」
手を繋いでるあたしと弘樹を見た奈々は、目を丸くしてる。
その点、早紀は状況が掴めたらしくニコッと微笑んだ。
「…あたし、弘樹と付き合うことにしたんだ」
弘樹の顔を見上げると優しく微笑んでくれた。
「おめでとう☆」
早紀はあたしの頭を撫でながら言ってくれた。
「ありがと!!」
授業が始まった。
机の上の雑誌を、よけると紙が出て来た。
…手紙かな?
真っ白の封筒の宛名を見ると、『斉藤友さんへ』と書いてあった。
『斉藤 友さんへ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
初めまして。
僕は同じクラスの
二宮 勇樹 です。
斉藤さんが好きです。
放課後裏庭で
待ってます。
二宮 勇樹
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
告白…?
どうしよう…
ちゃんと返事しなくちゃダメだよね…
「友〜!」
奈々と早紀があたしを呼ぶ。
「あれっ?」
手を繋いでるあたしと弘樹を見た奈々は、目を丸くしてる。
その点、早紀は状況が掴めたらしくニコッと微笑んだ。
「…あたし、弘樹と付き合うことにしたんだ」
弘樹の顔を見上げると優しく微笑んでくれた。
「おめでとう☆」
早紀はあたしの頭を撫でながら言ってくれた。
「ありがと!!」
授業が始まった。
机の上の雑誌を、よけると紙が出て来た。
…手紙かな?
真っ白の封筒の宛名を見ると、『斉藤友さんへ』と書いてあった。
『斉藤 友さんへ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
初めまして。
僕は同じクラスの
二宮 勇樹 です。
斉藤さんが好きです。
放課後裏庭で
待ってます。
二宮 勇樹
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
告白…?
どうしよう…
ちゃんと返事しなくちゃダメだよね…
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