(仮)消えた男…陰の薄い恋…13-2
そう言いながら息を切らしながら1階に着いた!
しかし…入口の所に黒づくめの3人が立っていた!…絶体絶命だ!
伊井 香 は堂々とした態度で黒づくめの3人に向かって行った!
黒づくめの体格の良い1人がニアッ!と笑って伊井 香 に詰め寄った!
その時にパトカーのサイレンの音が近付いて来た!
そのパトカーのサイレンの音に黒づくめの3人は残念そうに立ち去って行った…
轟刑部「ふぅー助かったなぁ…とにかく外に出よう…」
と轟刑部は呟きながら伊井 香 と外に出た!
轟刑部「ん?!…なんだ?!…どー言う事だ?!」
外に出た伊井 香 と轟刑部の2人は顔を見合わせてア然として居た…
先っきまでパトカーのサイレンが近付いて来てたはずなのに…パトカーなど、どこにもいない!
パトカーのサイレンすらしていない!なんの音もなく静寂に静まり返っている…
香「本当に、どー言う事?!…」
轟刑部「俺にもサッパリ分からん?…確かにパトカーのサイレンはしていた!しかし…」
香「本当に良く分からないけど…助かったみたいだから早く病院に行きましょ!」
轟刑部「そうだな!でも応援を呼んだのに…どーしたんだ?…」
その時に遠くからパトカーのサイレンの音がして来た!
牧刑事「なんだ?…あいつら…生きてるじゃねーか!」
隠れて居た牧刑事と小田 真理は残念そうに見て居た…
牧刑事「しかしヤバイなぁ…俺の素性がバレちまうな…」
真理「もぉー仕方ないわよ…とにかく直ぐにデスクを奪ってしまいましょ!」
牧刑事「あーそうだな!あいつらは病院に行くはずだから…その時に必ずデスクを奪おう!」
真理「そうしないと私達は本当に、もう終よ…」
つづく
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