忘れられないあなたを?
「隆二くん、助けてくれてありがとう!初対面なのにはずかしい所見せちゃったね。」 「そんなん全然いいで!困ったときはお互い様や。てか尋は見てるだけやったな。笑」 隆二くんが友達の方を見た。友達は 「はは、俺は被害者保護の役だから。笑。でもやっぱ関西弁は強いね〜!」 そーいえば。気が動転してて気付かなかったけど隆二くんて関西弁。関西弁て初めて生で聞いたな〜。 「隆二くんて地元どこなの?こっちで働いてるの?なんで尋と友達なの?」 「まーまーまー!こんな所で立ち話もなんだから飯食いいこ。隆二いいよな?」 「俺はかまわんけど、行ってもいいん?2人の邪魔にならん?」 「全然いいよ〜!大歓迎!」こうして3人は隆二の車に乗り込み、 「湘南の方ドライブしながらうまそうな店探そうぜ」 て事になった。 車の中ではケツメイシの曲が流れていた。 「俺ケツメ好きやねん。」 洋楽のヒップホップに慣れていたあたしはなんだか新鮮な気持ちになった。 「隆二くんは洋楽聞いたりしないの?」
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