携帯小説!(PC版)

存在?

[588]  2005-11-13投稿
それから夏祭りに行った。あたしはもう中学生だし大丈夫だって思った。けど弟はまだ五歳。それがかわいそうだった。
菜々子達に話した。菜々子達は「嫌だよ〜」みたいな事を言ってくれた。嬉しかった。あたしって必要とされてるんだな〜とか思った。引っ越す前日。また菜々子達と遊んだ。
「明日引っ越すんだよねぇ」
自分で言ってみた。そしたら
「へぇ、てかコレ可愛くない?」
それだけ…?悲しくないの?前あんなに悲しんでくれたのは演技…??
それからあたしの心が常にモヤモヤするようになった。
引越しの日。自分の荷物がなくなりガランとした部屋を見ると涙が溢れて止まらなかった。業者さんがいる前でもお構い無しに泣いた。
母に一緒に頑張るって約束したのに何一つ頑張れてない自分が嫌い。何もかもを頑張っている母のせいにする自分が嫌い。でもこんなどうしようもない自分を何て可哀相なんだろう、とか思ってる自分がいる。
部活もさぼるし塾もさぼるし、あげくの果てに学校もさぼるようになった。

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