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忘れられないあなたを?

[350]  ちえ  2006-07-10投稿
「俺?洋楽は聞かんな〜。何しゃべってるかわからんしな。」         確かに。あたしは背伸びして洋楽を聞いてた事に少しはずかしくなった。隆二くんは自分を飾ろうとしなくてすごく自然体で素直で、しっかり自分の事わかってて、まわりにはいないタイプだなって思った。   「おぉ〜海だ!!」    ケツメイシの曲をのせて湘南地区に入った。    「真っ黒だょ〜!少し怖い」「夜だからな〜。降りてみよっか?」        「賛成〜!!」      車を降りると冷たくて強い風が3人につきまとった。「砂浜だ〜!貝が落ちてる」あたしは貝を拾った。ピンク色の、小さな貝。   「お〜俺も見つけた!」  隆二くんがそう言うとあたしに手渡した。     「記念に持って帰り。」  その貝はすごく小さくて白い綺麗な貝だった。   「じゃあ、あたしが拾った貝は隆二くんにあげる!」 「ええんか?ありがとう☆大事にするわ。」     「ちょwww俺の事忘れてない?笑」          「アハハ笑」 久しぶりにすごい楽しかった。隆二くんてなんだか昔から知ってる友達みたいに話しやすい。      「そろそろ飯行くか〜」

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