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いちごドロップ2

[142]  松本桃子  2009-03-31投稿
あの朝の出来事は忘れない…
彼がそっと渡してくれたキャンディを 私は見つめて呟いた。
「きっとまた会えますように。」私は、小さいきんちゃく袋に
彼からもらったキャンディを大事にしまった。
数日後。
「ねぇ。明日会社の帰り映画みない?」
同僚 結城尚がお弁当を食べながら、私に言った。
「いいよ。レディースデイだもんね。」
「ユリ、前に見たいやつあるって言ってたじゃん。それ行こう。」「何よ。尚が見たい映画あるんじゃないの?」
「…いいの!映画は何でも。」
「何それ。」
「…」
二人が一瞬無言になる。
「実はさ…」
「うん」(ゴクッ)
思わず、生唾飲んじゃった。
「好きな人がさ…」
「えっ!?」
「好きな人ができちゃってさ。ビアバーで働いててさ。」
「うん。」
「少し時間潰してから、ユリに一緒にお店に行って欲しいの。」
「ふ〜ん」
意外だった。純情かつお堅い尚が好きな人が出来たと言う告白と
その好きな人と言うのが
尚とは似つかわしくないバーテンダーと言う事に。
「わかったよ。一緒に行くよ。」「ありがと!!」
尚は私にも抱きつき喜んだ。

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