やっと見つけた俺の居場所?
【まりもに夢中】
いい歳した家庭持ちの中年男が 恋愛ってこんなに楽しいものなんだ〜と 完全に舞い上がっていた
年齢と同じぐらいの数の女性と付き合っても 大勢の招待客に祝福された祝宴でも こんな気持ちになれなかった
俺はまりもに夢中だった
俺と違ってまりもは 心底大好きな人と結ばれ 二人の子供に恵まれ 家族を愛していた
だけど ぱぱにはまりもの愛は届かなくて ときどきまりもの足に青いあざができている事があった
初めてあざを見た時 俺は言葉が出なかった
ただひたすら さすってやる事しか出来なかった
「子供に手を出された訳じゃないから これぐらいどうって事ないよ!」
精一杯の笑顔で語ってたまりもだったが 小刻みに震えてる肩を見た俺は「これ以上言うな!俺が守ってやるから!」とまりもを抱きしめた
こんなに愛に満ち溢れて
こんなに芯が強くて
こんなに美しい女性
何が何でも俺の手で幸せにしたいなんて大それた事を思っていたが 実際には俺が幸せにしてもらってたんだ
空の色は青いんだ
雲は西から流れて来るんだ晴れた日の夜空には星が光るんだ
ずっと忘れてた当たり前の風景が見えてきたんだ
まりもを愛するようになってから 見えて来たんだ
いい歳した家庭持ちの中年男が 恋愛ってこんなに楽しいものなんだ〜と 完全に舞い上がっていた
年齢と同じぐらいの数の女性と付き合っても 大勢の招待客に祝福された祝宴でも こんな気持ちになれなかった
俺はまりもに夢中だった
俺と違ってまりもは 心底大好きな人と結ばれ 二人の子供に恵まれ 家族を愛していた
だけど ぱぱにはまりもの愛は届かなくて ときどきまりもの足に青いあざができている事があった
初めてあざを見た時 俺は言葉が出なかった
ただひたすら さすってやる事しか出来なかった
「子供に手を出された訳じゃないから これぐらいどうって事ないよ!」
精一杯の笑顔で語ってたまりもだったが 小刻みに震えてる肩を見た俺は「これ以上言うな!俺が守ってやるから!」とまりもを抱きしめた
こんなに愛に満ち溢れて
こんなに芯が強くて
こんなに美しい女性
何が何でも俺の手で幸せにしたいなんて大それた事を思っていたが 実際には俺が幸せにしてもらってたんだ
空の色は青いんだ
雲は西から流れて来るんだ晴れた日の夜空には星が光るんだ
ずっと忘れてた当たり前の風景が見えてきたんだ
まりもを愛するようになってから 見えて来たんだ
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