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すべてが運命なら

[277]  春樹  2009-04-01投稿
毎日同じ繰り返し、これが平凡。

だが、突然予想外な事が起きる時もある。

その日も仕事を終え、家に帰りお風呂にはいり、ご飯を食べた。

そこまでは、いつもと同じ平凡だった。

突然母親が、部屋に居る私を呼んだ。

私は急いで返事をしながら、階段を降りていった。

階段を降りると、目の前にある玄関に正樹が立っていた。

私は、とりあえず正樹を自分の部屋にとうした。

「どうしたの?」

私は正樹に聞いた。

正樹は何も答えず、自分の胸ポケットから小さな箱をだした。

「俺、あゆと結婚したい」

正樹は、そう言いながら小さな箱を開けた

箱の中には、指輪。

「俺は、本気だから」

正樹の顔は真剣だった。

私は思わず、大爆笑した。

「何言ってんの?」

そう言った私の指に、正樹が指輪をはめようとした。

その瞬間、私は正樹の手を振り払った。

私は本当に結婚したいと思える人が、くれる指輪しかはめないと決めていた。

だから正樹の指輪は、はめられなかった。

そんな私に正樹は

「返事はすぐじゃなくて良いから、大事な事だから、あゆが結婚しても良いと思ったら指輪はめてくれれば良いから」

そう言った。

「ヤダ、結婚はしない」

考えなくても私の返事は決まっていた。

「俺の決意は固いから、待ってる」

正樹は諦め無かった。

「あゆは、誰とも結婚なんかしないもん」

私の考えは変わらない。

その日正樹は、指輪を置いて帰って行った。

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