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すべてが運命なら

[314]  春樹  2009-04-01投稿
私は、正樹と付き合っている間に浮気をしていた。

その浮気は、いつの間にか本気になっていたが、相手の人には彼女がいた。

都合のいい考え方だが、私に浮気をさせる正樹とは、結婚できない。

私が浮気をするのは、淋しいからだと思っていたから。

プロポーズから、一ヶ月経ち正樹もあまり結婚を口にしなくなった。

プロポーズされてから、正樹への気持ちが薄れていた。

そして少しづつ私は、正樹の友達に心惹かれ始めていた。

だから私は、自分の気持ちに気付いた時、正樹と別れる事にした。

私が別れを告げた日は、正樹と付き合ってちょうど一年目だった。

正樹には、私が今正樹の友達を好きな気持ちも伝えた。

正樹は、怒らず仕方ないと納得してくれた。

だが、正樹の友達に恋をしたのも一瞬だった。

正樹の友達が、私に付き合おうと言ってきた時、すでに私の気持ちは他の人に移っていた。

他の人とは、私の友達が紹介してくれた人だった名前は【亮】。

だが亮は大学生で毎日忙しいらしく、逢うのは一ヶ月に一回。

そのうち私も面倒臭くなり、あまり逢いに行かなくなった。

私の二十歳の誕生日。

逢いたかったのは、亮ではなくて一安だった。

亮の事は始めから、好きではなかったのかもしれない。

私はきっと正樹の優しい愛が怖かったんだと、だから必死で逃げて淋しい恋をしているんだと、そう思った。

私は、どんなに愛を貰っても期待に応えられない。

だから逃げて、失敗して、また逃げる。

いつも、私の最後の逃げ場所は一安だった

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