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すべてが運命なら

[252]  春樹  2009-04-03投稿
クリスマスが終わり、お正月を迎え、その年私は成人式だった。

成人式の日は朝から、母親が慌ただしく私を急かす。

母親が私を美容院に送り、美容師さんに髪をセットしてもらってから、着物を着せてもらった。

支度が終った私を、母親が車で迎えにきてくれた。

私の姿を見た母親は、すごく嬉しそうだった。

家に帰ると、お昼ご飯が用意してあって、祖父と祖母、伯母さんと従姉妹が私の家に来ていた。

皆で私を出迎えてくれて、私の着物姿を誉めてくれた。

お昼ご飯は、私の好きな物が沢山机の上に並んでいて、祖母が作ってくれた赤飯まであった。

私は、心もお腹も満たされた。

お昼を食べ終わると、成人式の会場まで母親が送ってくれた。

会場には、小学生の時から仲の良い友達が集まっていた。

そして皆、お互いの着物を誉め合いながら写真を撮っていた。

私も皆に加わり、写真を撮った。

皆で騒いでいると、私の母親や友達の母親が

「もう受付しないと、始まっちゃうよ」

そう言って皆を急かした。

私も受付を済ませたのだが、何処を見渡しても、一安の姿がない。

私は、会場の外にでて一安に電話をした。

「一安?もうすぐ始まっちゃうよ」

私は電話越しに一安を急かした。

「もう着くよ」

一安は、慌てていない様子だった。

電話を切った私は、会場の中に戻った。

母親達は、何故か帰らずに会場内にある喫茶店でお喋りしていた。

だから私は母親に、一安と話しているところを見られない様に、気をつけなければいけなかった。

その日会場内では、あまり一安と話しをしなかった。

でも、式が終わると一安が私の腕を引っ張り、母親から見えない場所に行き、少しだけ私の着物姿を誉めてくれた。

私と一安が二人で居るところを、私の友達が見つけて、記者会見の様に、沢山写真を撮られた。

成人式は終わり皆、一度家に帰った。

夕方からは、中学の同級生が集まる二次会があった。

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