携帯小説!(PC版)

リタイヤ?

[248]  なぉ  2009-04-04投稿
「おい、大丈夫か?」
知らない男の人が私にそう問いかける。

「う…誰?」

頭がクラクラする。
意識がもうろうとするなか私はかすかに目を開けた。
その人は不思議な格好をしていた。着物?ん?

するとまた意識がとんだ。
次に私が目を覚ました先は布団の上だった。

頭痛も治まり、目をパチパチと開けた。
畳の部屋…布団…
っていうか、服…

「浴衣?」

全然訳がわからない。
飛行機は?旅行は?
状況が飲み込めない。
混乱してパニックになっているとさっきの男の人の声がした。

「入るぞ」

「はい」

多分だけど…助けてもらったんだよね?
お礼いわなきゃ…

「あの…助けて頂いたみたいで、ありがとうございます」

「お前、どこからきた」

その人は、凛々しく整った顔立ちでまっすぐ私を見ていた。

「話し方が上方だな、西国からいかなる用だ」

まるで取り調べみたい。
まっすぐな瞳で動けない。

「名はなんと申す?」

変わったしゃべり方だな。時代劇ファン?
格好からしてかなりのオタク?
っていうか危ない?

頭の中でぐるぐるいろんな言葉が飛び交う。

「もしや、わからんのか?」
何を思ったか私はうなづいていた。

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