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きっと運命だったんだ…

[249]  2009-04-04投稿
予感は的中。

「親父…ガンなんだって…」

「ホントに…?」

「うん。近いウチに手術するらしいわ。いろいろあるけん、佳さんにも迷惑かけると思うけど…」
「そんなん別にいいよ。今はお父さんの事考えんとね」

「うん。…そう言ってくれると思ってたわ。ありがと」

ガン…っていっても、検査の結果は、切除すれば命の危険は少ないだろう…という事だったみたいで、少しだけ安心してたみたいだった。

手術は無事成功して、お父さんは回復に向かっていった。

三ヶ月後には退院出来て、次の月からは仕事に出て行ったらしい。

入院中もずーっと、仕事がしたいって言ってたらしいから…。

それから一ヶ月後…

「親父がまた入院する事になった…」

「ええっ!何で?」

「転移しとったらしい…調子が悪いって言いながら仕事に行きよったんよ。あんまりにも、おかしいけん病院に行ったらそう言われたらしい」

「ホンマぁ…また大変じゃね」

「うん。ごめん。また迷惑かけると思うわ」

「それはいい…って言ったろ?」

「ホントにありがと」

そう言って涙を流した法くん…ホントに泣き虫なんだから…。
男の人に泣かれたら、アタシが泣けんじゃない!

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