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すべてが運命なら

[204]  春樹  2009-04-04投稿
私は着物を脱ぎ、普段着に着替えた。

二次会の場所には父親に送ってもらった。

私が二次会場に着くと、同級生が沢山集まっていた。

私も始めは友達を見つけ、一緒に騒いでいた。

そこに、まだ二次会場に到着していない一安から電話が来た。

早く一安に逢いたかった私は急いで、その電話に出た。

「一安?」

「今、近くまで来たんだけど、場所がいまいちわかんないから、お前外出て来てよ」

「うん」

私は電話を耳にあてたまま、急いで外に出た。

外に出ると、目の前に一安の車がいた。

私の姿が見えた一安は

「解った」

そう言って、電話を切った。

一安は車を停めに行き二次会場に来て、外で待っていた私と、会場内に入った。

同級生は皆、私と一安が付き合っていた事を知っている。

今も、私と一安が付き合っていると思っている人が沢山いた。

私と一安が一緒に居ると、同級生が質問する。

「一安達、もう付き合って何年?」

同級生が私と一安に聞いた。

「何年だっけ?」

一安が私に振ってきた。

「九年かな」

私は、笑顔で嘘を着く。

その嘘に一安も笑う。

「長いね」

同級生は信じている。

そんなやり取りを二、三人の人と繰り返し二次会場で、私と一安はすっかり恋人同士だと思われていた。

それが嬉しかった私は沢山お酒を飲んだ。

二次会が終わる頃、私の友達がカラオケに誘てきた。

そのカラオケに行くのは、同級生皆では無かったが、友達の一人が仕切り始めて、私も連れて行かれる事になった。

私は一安に

「あゆこれから、カラオケ行かなきゃいけないんだケド、行っていい?」

聞いてみた。

「どうやって行くの?」

一安が聞いてきた。

「タクシーに乗せられて行くみたい」

私は、酔っ払っていた。

「俺も、行ってやるよ、お前が居ないのにこんな所居てもしょうがねぇだろ」

一安は優しく笑う。

「うん」

そして、完全に飲酒運転の一安の車に乗り同級生に見送られ、カラオケ屋さんに出発した。

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