携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> ギャラクシーラリー35

ギャラクシーラリー35

[395]  フェイ  2009-04-04投稿
美穂は毎日ハローワークに出掛けたが、なかなか遼一には会えなかった。彼は色々とセミナー等にも参加しているようだ。

桃子には、何故か度々会った。そこで遼一の話題が出たのだが、桃子は遼一にメールを何度もしているようだった。

美穂は、心の中で舌打ちをした。自分はなんて間抜けだったのか…。アドレス聞いているのだからメールくらいすれば良かった。

遼一が妻子持ちだから遠慮していたのだ。

しかし吉原桃子はお構い無しのようだ。

負けてはいられない…。

しかし、なんてメールすればいいんだろう?

男の人に携帯メールなんかした事ないもん。分かんないよ。

桃子みたいに「犬と猫どっちが好きぃ?」などとバカみたいな話題は嫌だ。それでも遼一は優しく答えてくれるだろうが、美穂には無理だった。

それともみんな、そんな下らない会話からスタートするんだろうか?

美穂は絶対的な恋愛のスキルが不足していた。

だって彼氏いない歴イコール年齢イコール27だもん。

こりゃ、ちょっとヤバい。オシャレも頑張ろうと決意したのだが、何をどうすれば良いのか分からない。

ファッション誌を立ち読みしてみた。表紙の娘は皆かわいく派手だったが、全員同じように見えた。

髪型も服も違うのに、まるで制服のように同じに見えるのだ。

ワタシって、ひょっとしたらズレてる?

表紙の娘のキラキラした瞳はアニメかCGにしか見えない。

はぁ、どうしよっか…。

ふと、2つ歳上の姉の事を思い出した。そうだ…、お姉ちゃんに相談しよう。

姉の涼子は、すごくモテるのだ。子供の頃は、よく間違えられたほど顔立ちが似ているのに、美穂とは段違いにモテる。

涼子は、とにかくポジティブでアクティブでアグレッシブだ。そこが、モテ度を決める要素なんだろうか?

感想

感想はありません。

「 フェイ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス