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二人の長い夜?

[824]  森田  2006-07-11投稿
俺は急いで朝食を食べると学校へ向かった。新聞やニュースなど目に入れたくなかった。



そろそろ学校だ。朝の学校はいつも通りの光景で…


拓也『嘘だろ?』


学校の外壁の角辺りにパトカーが赤いランプを点灯させて止まっていた。


男『おいおい聞いたか?』
男2『あぁ、聞いた聞いた。何でも今度の死体は学校の外壁側で見つかったんだって?』男『警察が厳重に守っているから簡単には見えないけどな、三階からあっさり見えるっての』


呆然と立っていた俺の側を二人が歩き去っていく。日常と言うのはあっさり消えるものだなと実感した。
担任が悲鳴のような声で注意している。今度の死体は内の学校の生徒だった。確か同級生の奴だ。あまり話したことはないが。


竜一『よぅ』
竜一が沸いてきた。
拓也『おはようさん』竜一『お前昨日、夜何してた?』
…心臓が止まるかと思った。あの場面を見られていたのか?
拓也『飯食ってゲーセン行って帰ったよ』
竜一『全力疾走でか?』
まずい。竜一の顔が今までにない怒気に歪んでいる。
今回の被害者は竜一と親しかった奴だ。
拓也『ああ、そうだけど?そいつがどうした?』
次に何を言われるか気が気ではない。
竜一『で、何で全力疾走なんだ?』
拓也『青春に向かって全力疾走してたんだ』ふざけてみた。

竜一に胸倉を掴みあげられた。
竜一『…真面目に答えろよ…!』
生徒の注目の的になっている。
拓也『外で話をしようか』
このままだと俺が犯人と言う噂が広まりかねない。俺は冤罪は嫌いだ。




屋上の床に座る。グラウンドを眺めながら座って日に当たる。
竜一『それで、何?』
拓也『昨日のことが聞きたいんだろ?言っとくが俺は犯人なんかじゃない』

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