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桜火 15

[263]  K.  2006-07-11投稿
騒然としたグラウンドを離れ河川敷沿いを桜と歩いていた。
『どうしよっかね〜?』
「どうしようか?」

♪〜♪〜♪

そんな中、正午を告げるサイレンがなった。

『あ〜もう昼じゃんよ!そういや腹減らね?』
「減ったね〜」
『じゃあ、食いに行く?』
「いいね〜でも、お店開いてなくない?」
『あ…そっか〜』

その通りだった。そういう桜が働く喫茶店もみんな逃げたのだから。こんな状況で人の為に働く人がいる方がおかしい。みんな家族とかのとこにいるだろうから。そんなことを考える俺に桜が切り出した。

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