携帯小説!(PC版)

導き 8

[397]  2009-04-06投稿
海斗「うっ………此処は…何処だ?」
何も見えない。真っ暗だった。
海斗(アルが「サンダー」とか言ってから体が痺れて…それから…)
海斗は立ち上がった。そして歩き始めた。
海斗(ホントに何だよここ………真っ暗だし、周りにも何も無いみたいだし…)
海斗の頭にあることがよぎった。
海斗「まさか………俺、死んだのか!?」
???「死んだのでは無い。此処はお前だけの世界だ。」
海斗「誰だ!?」
???「わしか?わしわ…神じゃよ。」
海斗「神?(さっき梓達が言ってたことか?)」
神「そうじゃ、アル達が言っていた神はわしの事じゃ。」
海斗「!?(何でわかったんだ?)」
神「神だからな。心ぐらいすぐに読める。」
海斗「此処は俺だけの世界っつったよな?どういう意味だ?」
神「ふむ…簡単に言えばお前の夢の中じゃ。」
海斗「夢…?じゃあなんでこんなにはっきり会話できるんだ?」
神「それは、わしがお前の夢に語りかけているからじゃ。」
海斗「語りかけるって…どうやっ……」
神「神だからじゃ。」
海斗「………。で、何で神様が俺の夢に?」
神「お前に頼み事があっての………」
海斗「頼み事??」
神「単刀直入に言おう………お前に世界を救ってほしい。」
海斗「世界を…救う?」
神「と言っても別の世界………ゲイルを…」
海斗「ゲイル………それが…さっき言ってた…別次元?」
神「あぁ。そしてそこが本当のお前の世界だ。」

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