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天国のきみへ

[261]  2009-04-07投稿
愛しきあなたへ

先日は愛しきあなたの誕生日。

あなたは俺に笑顔しかくれなかった。
その笑顔さえあれば全てが癒され全てが幸せに満たされた。

そんなあなたは俺の前から突然姿を消したね。
最高の幸せから最悪のシナリオ。

冷たくなった体からは抱きしめても抱きしめてもあなたから温もりを感じない。

病を患っていたなら覚悟も出来たのだろう。
昨日までの笑顔はその何時間後に全てを失ったね。

時々人間の脳の理不尽さに頭に来る。
記憶は時間とともに薄れていく。
だけどあなたを抱きしめた冷たい体の手の感触は今でも鮮明に残ってる。
あなたが今、目の前に現れたなら抱きしめて薄れた記憶もあなたの温もりで取り戻せるのにね。

もし天国の階段が見えるなら一気に駆け上がるのかなぁ?

でも見えちゃダメだよね。
そしたらあなたから笑顔が消えるから。

今は違う世界にいるけどしっかり見ててね。

今は遠くから気持ちを込めたメッセージしか送れないけど”お誕生日おめでとう”

あなたに巡り逢えた事に感謝、あなたの作りない笑顔に感謝、あなたの温もりに感謝。

この感謝が今の俺には何があってもとびっきりの笑顔でいられます。

生きたくても生きられない死ぬより辛い事なんてないもんね。

あなたと永遠の別れのスイッチを押した時からあなたの笑顔を受け継ぎます。

俺に関わる全ての人達に心からの笑顔のプレゼントを。

もう一度”お誕生日おめでとう”

天国のあなたへ届きますように。

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