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永遠に愛しい・・11

[388]  しゅーり  2009-04-08投稿
晶は
「だいじょぶ、だいじょぶ」
と言いながら床の上についた尻を、スカートの上からポンポンとはたきながら起き上がった。

「藤本昌平君が一時間目の時、あまりにも気持ちよさそうに寝てるから
真似して机に伏せて目をつぶってみたら、いつの間にか私も、気持ちよくて寝ちゃったみたい」

八重歯が無邪気に見える
その笑顔がまた見えた!

「けどまさかこんなに寝ちゃうとは思わなかったよ」
すると晶は
オレの机の中にある携帯を取り出し
自分の頬にあてたかと思うと
「ありがとー起こしてくれて、ありがとー藤本昌平君の携帯」
と、やっぱり訳わかんねー事を言って
「はいっ。」
と、教室のドアの所につったったままのオレのそばまで近づいて来て
携帯を手渡してくれた。

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