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君と海と夏休み、1

[272]  藤 マリ里  2009-04-08投稿
貴弘「なあ、海斗!今からお前んちに遊びに行かせろよ!」
海斗「うるせえな〜お前は女子風呂のぞきたいだけだろ?」 貴弘「そ、そんなことねえよ!お前んちの旅館、毎年若いお姉さま方が旅行に来るじゃねえか」
海斗「はぁ…」
俺の名前は南 海斗。中学2年生。
何のへんてつもない中学2年生
中2の俺らには受験シーズンなんて地獄の日々はまだまだ先で今日から始まる夏休み生活を満喫しようとしている。
と言っても俺の住む田舎には、なーんにもなく、町に一つのゲームセンターと昔っからよくしってるおばさんの営むカラオケ屋しかない。
一つ良いところは、海が綺麗な事かな?
そのおかげでうちの旅館はなんとかやってけてるみたいだ。
貴弘「おい!海斗!聞いてんのかよ!」
さっきっからうるさいこいつは谷村 貴弘
三度の飯より女が好きの変態野郎。
ただムカつく事に容姿もよく、昔から女を落とす術を熟知しっている。まあその才能を他の事に生かして欲しいものだ。
貴弘「おい、海斗〜お前なに独り言いってんだ?ハゲっぞ?」
海斗「なっ何でもねえよ!ハゲねえし!(やべえ…声に出てたか!)」
貴弘「まあいいけど…あっ電話だ!んーもしもし!あっ美帆ちゃん?この前楽しかったね!ん?今から良いよ!じゃあこの前の場所で待ち合わせね!じゃーね^^」
海斗「こんな田舎に遊ぶ場所なんかねえだろ…」
貴弘「デートする子がいない海斗君には言われたくないよ笑っ」
海斗「うるせーはやく行けよ!」
貴弘「そんな怒んなってお前にも今度可愛い娘紹介してやっから!」
海斗「はいはい?」
貴弘「じゃーな?」
たくっアイツはいつでも気楽だよなー
だいたいどっからあんなに女の娘が沸いてくんだか…

海斗は貴弘と別れたあと、一人自分ちの旅館にむかっていた
海岸沿いの道を歩いていると遠くの砂浜に人が見える。
良く見ると女の娘だ
いや、これは貴弘の一件があったための幻覚かもしれん。そう思い目を擦ってみた
やっぱり女の娘だった。
こんな遅くまで何やってんだろう。そうおもった俺は、恥ずかしいながらも声をかけてみた
海斗「ねえ…その…なにやってるの?」
女の子「海みてるの…私ね、海が嫌いなの!」

そう言ってる彼女の憂鬱そうな顔は
テレビで見る芸能人なんかにもひけ劣らないほど綺麗だった。

一話〜終わり〜

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