スイートルーム?
【青い空と桜の花】
カーテンの隙間から差し込む柔らかい日差しが 俺とまりもを包んでいた
俺は いつまでもまりもを抱きしめていたかったが まりもには まだ仕事がある
まりもは 身体壊してから会社を辞めちゃったけど
ぱぱの妻 子供達の母親としての仕事がある
俺が地上に住んでたころはまりもは俺にとって彼女…そう「俺の彼女」だった
まりもは 俺を支えてくれた最高の彼女だった
まりもに出会わなかったら俺は 笑顔を忘れたまま死んでいただろう
人としての感情を亡くしたまま ただの灰と化していただろう
俺は 人間の形をしている時は まりもに何もしてやれなかったが このスイートルームに来てから 俺はまりもの支えになろうと決心した
まりもが地上にいる間
笑顔いっぱいで暮らせるように たくさんの人に愛されるように 全力で支えて行こう
気持ちよさそうに寝ているまりもには申し訳ないけどそろそろ起きてもらおう
家族みんな まりもの作る晩ごはんを楽しみに帰って来るんだから 買い物に行かないと…
俺が さっきより強く唇を押し付けたら まりもは「う〜ん」と身体をくねらせて何とも言えない甘い表情で目を開けた
それからまりもは パタパタと化粧をし 服を着替えて自転車を走らせた
途中の公園で自転車が止まり まりもは空を見上げていた
真っ青な空と
満開の桜の花
まりもの目にも俺の目にも空と桜しか映らなかった
俺とまりも
また 二人で同じ景色見れたね
これからもずっと 二人でいろんな景色見ようね
買い物も忘れて 二人で青い空と桜の花を見ていた
まりものママ友から メールの受信音が鳴ってるのも気付かずに 二人は「お花見でーと」を楽しんでいた
カーテンの隙間から差し込む柔らかい日差しが 俺とまりもを包んでいた
俺は いつまでもまりもを抱きしめていたかったが まりもには まだ仕事がある
まりもは 身体壊してから会社を辞めちゃったけど
ぱぱの妻 子供達の母親としての仕事がある
俺が地上に住んでたころはまりもは俺にとって彼女…そう「俺の彼女」だった
まりもは 俺を支えてくれた最高の彼女だった
まりもに出会わなかったら俺は 笑顔を忘れたまま死んでいただろう
人としての感情を亡くしたまま ただの灰と化していただろう
俺は 人間の形をしている時は まりもに何もしてやれなかったが このスイートルームに来てから 俺はまりもの支えになろうと決心した
まりもが地上にいる間
笑顔いっぱいで暮らせるように たくさんの人に愛されるように 全力で支えて行こう
気持ちよさそうに寝ているまりもには申し訳ないけどそろそろ起きてもらおう
家族みんな まりもの作る晩ごはんを楽しみに帰って来るんだから 買い物に行かないと…
俺が さっきより強く唇を押し付けたら まりもは「う〜ん」と身体をくねらせて何とも言えない甘い表情で目を開けた
それからまりもは パタパタと化粧をし 服を着替えて自転車を走らせた
途中の公園で自転車が止まり まりもは空を見上げていた
真っ青な空と
満開の桜の花
まりもの目にも俺の目にも空と桜しか映らなかった
俺とまりも
また 二人で同じ景色見れたね
これからもずっと 二人でいろんな景色見ようね
買い物も忘れて 二人で青い空と桜の花を見ていた
まりものママ友から メールの受信音が鳴ってるのも気付かずに 二人は「お花見でーと」を楽しんでいた
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