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すべてが運命なら

[224]  春樹  2009-04-09投稿
私の電話に出た一安。

「もう、かけてくんなよ。お前が連絡取らないって言ったんだろ」

当たり前だが、一安は怒っていた。

一安はそのまま電話を切った。

私はかけ直す事ができず、自分勝手な行動を反省した。

そしてもうすぐ、バレンタインデーが近づいていた。

バレンタインデーと一安の誕生日は、同じ日だった。

だから私は何と無く、一安に逢える気がしていた。

二月十一日、その日私はチョコを作った。

チョコを作り終た頃には、すっかり陽もくれていた。

私は、自分の部屋で一安からの電話を待っていた。

【何と無く連絡がくる気がする】

ただそれだけの理由で、私は携帯電話を見つめていた。

21時を過ぎた頃、私の携帯が鳴った。

携帯の画面に表示された名前は【一安】。

私は急いで通話ボタンを押した。

「はい」

私はドキドキしていた。

「お前さ、今日海連れてってやろっか?」

一安の突然の誘い。

「うん」

私は、今日一安に「やり直したい」と言うつもりだった。

「じゃぁ、今から迎えに行くから」

そう言って一安は、電話を切った。

私は、今日作ったチョコを持ち、急いで家の外に出た。

5分も経たずに、一安が私を迎えに来た。

そして一安は私を車に乗せると、海に向かって車を走らせた。

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