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すべてが運命なら

[219]  春樹  2009-04-10投稿
海に向かっている車の中で、私は一安に聞いた。

「なんで、いきなり海連れてってくれようと、思ったの?」

私は本当に一安の行動の理由が解らなかった。

「別に、何と無く。お前、海好きだろ」

一安は、本当の理由を言えない時は、よくそういう言葉の返し方をする。

「そうなんだ」

私は特に追求はしない。

車を走らせてから、一時間半位経った頃要約海に着いた。

一安は車を止めた。

一安と私は車から降りると、波打際まで歩いた。

そうして波打際で10分位話しをして、車に戻ろうとした時、一安が

「寒いだろ」

そう言って、自分が着ていた黒いパーカーを、私に手渡した。

私はただ微笑んでいた。

車に戻ると、私が作ったチョコを一安が食べた。

「微妙だな」

一安は嬉しそうに、そう言った。

チョコを食べ終わると、一安は私の家に向かい車を走らせた。

帰りの車の中も、二人の笑い声が絶える事はなかった。

そしてまた一時間半かけ、私の家の側まで到着した。

家の側で一旦車を停めて、二人は少し話しをした。

そんな中私は、「やり直したい」と言うタイミングを、待っていた。

しばらくすると、二人の会話に沈黙ができた。

今しかない。

私は心を決めた。

「あゆ、一安とやり直したい」

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