平等たるもの 2
「なんだ?さっきの…」
窓の向こう側を、何かが…
人…か?
白のTシャツに普通のジーンズ、ブロンドの長髪。
そして、背中から生えていた、とても大きな、肌色の<何か>。
羽…だろうか…
ていうかさっきの、人間か?
俺は窓を開け、ベランダに出た。
涼しい風。いつもと変わらない風景。
俺はベランダから身を乗り出しながら、奴を、
目が、合った。
血で紅く染まった顔で、
あの女は、
確かに、こちらを、
俺を、見つめていた。
そして、微笑んだ。
俺は笑顔を送り返し、
部屋へと戻った。
不気味な奴だ。
まぁ直に誰かが救急車かなにか、呼ぶだろう。
わざわざ俺が第一発見者にならなくても…
羽…は?
そういえば、
さっき羽はあったか?
顔に集中していて、見ていなかった。
ついでに、もう一個。
窓、
締め忘れた。
その時、後ろから、何かが
既に、部屋の中に…いる。俺は思い切り振り返った。
白いシャツ、ジーンズ、ブロンドヘアー。
そして、羽、と思っていたところには、無数の<手>。
「おいおい、玄関はそこじゃないぜ?」
…この状況でこんなこと言えるNiceGuyは、多分、俺だけだろーな(-ω-)フッ…
こんなとこからだけど、
つづく
窓の向こう側を、何かが…
人…か?
白のTシャツに普通のジーンズ、ブロンドの長髪。
そして、背中から生えていた、とても大きな、肌色の<何か>。
羽…だろうか…
ていうかさっきの、人間か?
俺は窓を開け、ベランダに出た。
涼しい風。いつもと変わらない風景。
俺はベランダから身を乗り出しながら、奴を、
目が、合った。
血で紅く染まった顔で、
あの女は、
確かに、こちらを、
俺を、見つめていた。
そして、微笑んだ。
俺は笑顔を送り返し、
部屋へと戻った。
不気味な奴だ。
まぁ直に誰かが救急車かなにか、呼ぶだろう。
わざわざ俺が第一発見者にならなくても…
羽…は?
そういえば、
さっき羽はあったか?
顔に集中していて、見ていなかった。
ついでに、もう一個。
窓、
締め忘れた。
その時、後ろから、何かが
既に、部屋の中に…いる。俺は思い切り振り返った。
白いシャツ、ジーンズ、ブロンドヘアー。
そして、羽、と思っていたところには、無数の<手>。
「おいおい、玄関はそこじゃないぜ?」
…この状況でこんなこと言えるNiceGuyは、多分、俺だけだろーな(-ω-)フッ…
こんなとこからだけど、
つづく
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