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夜に吹く風

[399]  水宵  2009-04-12投稿
残酷に世界は動く。 ただそこにいるだけなのに否定される。 何人もの裏切り。 信じるのが恐い。
僕は生きてる?



夜宵。名前のなかった僕に付けられた名。
「僕は生きてる?」 周りは僕の声に耳を傾けることすらない。…僕は誰なの?
どうして皆僕を見ないの?こっちを向いて?
「なんで生きてるのよ!」
「あんたなんか…
いなければよかった!」
「うわぁぁぁぁ!」
俺は目を覚ました。 体が重い。鏡を見ると俺の胸の真ん中に変な文字を見つけた。
「…なんだこれ。」「それは貴方が主になった証よ。」
「は?誰…」
周りを見ても誰もいない。鏡に目を戻すと俺が笑っていた。 「え…?」
「さぁ…この子を貴方の手で救ってあげるのよ。」
鏡が光った。
次に目を開けた時には鏡には何も、俺も写っていなかった。 代わりに血だらけの少年が倒れていた。 「…まじで?」


俺は今日から主になった。

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