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夜に吹く風?

[324]  水宵  2009-04-12投稿
「…とりあえず止血だな。」その少年に触ろうとした瞬間だった。
「僕にさわるなっ!」苦しそうにでも威嚇する瞳。…威嚇しているのに寂しさや哀しさがある瞳だった。まるで底のない湖のように濁り、光はなかった。
「触るなつってもお前…」
「僕に構うな…。」 消えそうな声だった。
「でもほっとけないだろ!」俺はまずどとから血が出ているのか探した。でも服全体が血だらけで場所は特定出来なかった。
「とりあえずお前服脱げよ。止血すっから。」
「僕に触るな…ッあぁぁぁぁ!」その瞬間少年は成長を始めた。10歳そこらに見えた体はいきなり伸び始めた。…身体が軋みながら伸びていく変化の音が聞こえる。
「うっ…あぁぁぁ!いた…ぃ…っ。」
その日のうちにその子は成長し、18くらいの青年になった。


…いったいこいつは何者なんだ―?

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