desteny??
「香里も、淳も、私に何か隠してるでしょ?何にも話しして無いって、有り得無いじゃん。」
隠し事が嫌いな麗華は、どんな事でも、自分は知っておかなければ嫌だった。空気で、私達が、何も話をしして無いとは思え無かった。
「・・・、隠すって?ほんとに、何も核心に触れる様な事、話して無いんだってば。」
「信じられ無い、あんなにちゃんと話ししなよ!って言って帰ったのに。何にも話して無いなんて。・・・、で?淳は、あんたを帰したの、直ぐに?」
「うん・・・、直ぐじゃ無いけど。少しして・・・、ね。」
「まさか、あの子の家に行ったんじゃ無いよね?淳。」
「電話が、何回か有ったみたいで・・・。たまたま、気が付いちゃってね、私。」
麗華に、畳み掛けられると、誘導尋問で、いつも、隠し切れずに、話してしまう―\r
「で、どうせ言ったんでしょ?彼女から電話じゃ無い?とか。じゃあ、香里が行かせた様なもんじゃ無いの。」
「うん・・・。だって、自殺未遂しちゃう様な子なんだよ?気になっちゃうよ。」
「お人好しなのよ、香里も淳も。手首切って、男の気を引く様な汚い女、どうでも良いじゃん、友達でも無いのに、何であんたが、気にすんのよ。淳の事、好きなんでしょ?行かせてどうすんのよ?どうせ、淳の事だから、あの子に同情して、離れられ無くなるの・・・。それでも香里は、良いの?諦めるの?淳の事。」
胸が痛かった―\r
麗華の言う事は、ストレート過ぎる位に、ストレートで、きっと、私も、友達の中の親友に満たない知り合い位の仲の子にならば、同じ事を言ったかも知れない―\r
麗華の性格は、真っ直ぐだった。
私は、麗華の事が、羨ましかった―\r
私も、そうなりたかった―\r
「諦めないよ・・・。でも・・・。あっちゃんには、ちゃんと伝えた・・・、まだ好きだって。」
あの日の事を話せ無かったとは言えない―\r
麗華や茉莉子も、知らない事だからだ―\r
「まだ好きって事は伝えたんだ・・・。で?淳は、何て?」
「俺もって・・・。彼女とちゃんとしたら、もう一回話ししようって。」
「一応、話ししたのね、ちょっとは安心した・・・。時間は掛るだろうけど、諦めちゃ駄目だよ?ちゃんとしなかったら、淳には、私がガツンと言うから。」
心に、枯れていた花が一輪だけ咲いた様な気がした。少しだけ前向きな気持ちになれた―\r
満開になれるのには、時間が掛るだろうと思いつつ、力を貸してくれる親友に感謝した―\r
隠し事が嫌いな麗華は、どんな事でも、自分は知っておかなければ嫌だった。空気で、私達が、何も話をしして無いとは思え無かった。
「・・・、隠すって?ほんとに、何も核心に触れる様な事、話して無いんだってば。」
「信じられ無い、あんなにちゃんと話ししなよ!って言って帰ったのに。何にも話して無いなんて。・・・、で?淳は、あんたを帰したの、直ぐに?」
「うん・・・、直ぐじゃ無いけど。少しして・・・、ね。」
「まさか、あの子の家に行ったんじゃ無いよね?淳。」
「電話が、何回か有ったみたいで・・・。たまたま、気が付いちゃってね、私。」
麗華に、畳み掛けられると、誘導尋問で、いつも、隠し切れずに、話してしまう―\r
「で、どうせ言ったんでしょ?彼女から電話じゃ無い?とか。じゃあ、香里が行かせた様なもんじゃ無いの。」
「うん・・・。だって、自殺未遂しちゃう様な子なんだよ?気になっちゃうよ。」
「お人好しなのよ、香里も淳も。手首切って、男の気を引く様な汚い女、どうでも良いじゃん、友達でも無いのに、何であんたが、気にすんのよ。淳の事、好きなんでしょ?行かせてどうすんのよ?どうせ、淳の事だから、あの子に同情して、離れられ無くなるの・・・。それでも香里は、良いの?諦めるの?淳の事。」
胸が痛かった―\r
麗華の言う事は、ストレート過ぎる位に、ストレートで、きっと、私も、友達の中の親友に満たない知り合い位の仲の子にならば、同じ事を言ったかも知れない―\r
麗華の性格は、真っ直ぐだった。
私は、麗華の事が、羨ましかった―\r
私も、そうなりたかった―\r
「諦めないよ・・・。でも・・・。あっちゃんには、ちゃんと伝えた・・・、まだ好きだって。」
あの日の事を話せ無かったとは言えない―\r
麗華や茉莉子も、知らない事だからだ―\r
「まだ好きって事は伝えたんだ・・・。で?淳は、何て?」
「俺もって・・・。彼女とちゃんとしたら、もう一回話ししようって。」
「一応、話ししたのね、ちょっとは安心した・・・。時間は掛るだろうけど、諦めちゃ駄目だよ?ちゃんとしなかったら、淳には、私がガツンと言うから。」
心に、枯れていた花が一輪だけ咲いた様な気がした。少しだけ前向きな気持ちになれた―\r
満開になれるのには、時間が掛るだろうと思いつつ、力を貸してくれる親友に感謝した―\r
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