携帯小説!(PC版)

虜part2

[460]  ねりたか  2009-04-13投稿
げた箱に靴を投げ込み階段を駆け上る

ガラ〜ン

教室の扉を開けると

いつもの笑い声
いつもの顔
いつもの教室がそこにはあった

僕の机は窓側の一番後ろの席

ここからだと教室の全体が見えて

先生にもあんまり見つからない

何よりここの窓から見る景色は最高だった

ホームルーム

朝っぱらから先生の説教が始まり

マジだり〜と思いつつ

授業と言えば意味の分からない単語、言葉、その説明

僕にとってはまるで宇宙文字でしかなかった

だから制服に

iPodを忍ばせて

袖口からイヤホンを耳にあてながら音楽を聴いて

ずっと授業中寝ていて

たまに先生から注意せれる始末

だけど実際

クラスのほとんどは授業は聞いてなくて

ゲームや漫画、携帯など

誰も先生の話は聞いていませんでした

(極一部のがり勉を
除いては)

昼休み

いつも仲のいい蹴人(しゅうと)がやってきた

つづく

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