ごめんなさい…1
「やだ。ママと一緒に居たい」
警察署入り口のガラスにもたれ
体育座りで長女は言った。
次女はまだ事態を
把握できてないのかお巡りさんとジュースを飲んでた…
彼が
「話はまとまりましたので失礼します。ご迷惑かけました。」と
お巡りさんは
「話し合いはどうなりましたか?」と聞いていた…
「子供二人は自分が面倒見ます。こいつは男んとこでもいくんじゃないですか?」と私を見て皮肉をいいお巡りさんに一礼をすると
次女を連れて
私と長女のもとに来た。
「警察署から出たら殴られる…」私の頭の中はそれしかなかった…
だから恥をさらすようだけど
警察署内で子供に
別れをいい、先に彼を帰らせたかった…
子供は私といたいと二人とも
泣き叫び、彼もその姿をみて
涙を流し…私だけ
冷静にその状況で彼らを見ていた。
あの時の私の頭の回路は
おかしかったと思う。
わが子二人を捨てて…
正気でいたんだから。
泣きながら彼の車の窓から
「ばいばーい。ママばいばーい。」と必死に手を振ってる子供を
見ながら…普通に手をふっていた。
今では思い出しながら涙さえ出るのに…
どこで私は変わってしまったのか分からない。
確実に確実に
正常ではなくなってきている。
続く
警察署入り口のガラスにもたれ
体育座りで長女は言った。
次女はまだ事態を
把握できてないのかお巡りさんとジュースを飲んでた…
彼が
「話はまとまりましたので失礼します。ご迷惑かけました。」と
お巡りさんは
「話し合いはどうなりましたか?」と聞いていた…
「子供二人は自分が面倒見ます。こいつは男んとこでもいくんじゃないですか?」と私を見て皮肉をいいお巡りさんに一礼をすると
次女を連れて
私と長女のもとに来た。
「警察署から出たら殴られる…」私の頭の中はそれしかなかった…
だから恥をさらすようだけど
警察署内で子供に
別れをいい、先に彼を帰らせたかった…
子供は私といたいと二人とも
泣き叫び、彼もその姿をみて
涙を流し…私だけ
冷静にその状況で彼らを見ていた。
あの時の私の頭の回路は
おかしかったと思う。
わが子二人を捨てて…
正気でいたんだから。
泣きながら彼の車の窓から
「ばいばーい。ママばいばーい。」と必死に手を振ってる子供を
見ながら…普通に手をふっていた。
今では思い出しながら涙さえ出るのに…
どこで私は変わってしまったのか分からない。
確実に確実に
正常ではなくなってきている。
続く
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