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散り、咲き誇る

[342]  VEA  2009-04-14投稿
『君が産まれたのはいつ?』
『…5月6日。』
『そうか。いや…僕もね…君と産まれた月日が同じなんだ。』
『なにそれ』
そう言って彼女は車のトランクを閉め、シートに腰掛けた。
そして足早に走り去っていった。
彼はそれをただ見つめるだけ…。

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