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汚染 84

[146]  ふく  2009-04-14投稿
お昼は一緒に食べた
明日は貴方が職場から公用車で帰るから家まで送るよと言ってくれた
そして金曜日の夜にはまた貴方とご飯に行く

次々に交わされる約束
貴方と過ごす時間は増える
嬉しいしそれだけで心は踊るけど
もしもこの楽しい時間が消えてしまった時
貴方の想いが遠くへ行ってしまった時
どれだけの傷が襲いかかるのだろう

出来れば毎日貴方といたい
何もなく一人で帰る時は心に隙間風が吹く
出来る訳ないのに
例えば週に一度
貴方との約束があれば
それだけでも満足しないといけないのに

距離が急に縮まり過ぎて本当の恐怖を忘れかけている

いつまでも手元に置いてはいられない
必ず来る終わり
それならそれまではやりたい様にやろうと前を見ようとしても
私の背後にある影は消えない

貴方がいて嬉しくて
貴方がいて悲しくなる
強がりも捨てて弱くなる自分を貴方に預けてみたい
貴方が優しくするから弱くなる
貴方には他に居場所があるから強く見せる
想われた事で何もかも錯乱する

それでも貴方にメールをしてしまうのは気持ちを押し付けたいからじゃない
貴方に私の存在を知らせたいから
少しでも長い間私を感じて欲しいから
離れて行かない様
貴方を引き止めていたいから

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